Full of Beautiful Mistakes

スケート・映画etc

推しから学べ

思い立ったが吉日、久々にブログを書く。GPシリーズも始まりいよいよシーズン本番だなあと感じる一方で先日、目覚めてからいつものTwitterのTLチェックをしていた寝起きの私が「あぁ〜〜〜;;;」と呻き、腫れた目をさらに腫れさせることとなった出来事があった。

それは私の推し、エフゲニア・メドベージェワ選手(以下 ジェーニャ)のInstagramに投稿された一枚の写真が原因だった。

 

https://www.instagram.com/p/BpH21RMg48i/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1rvkzgbehoc42

今、ファンにとってこれほど幸せに思える写真はないかもしれない(実質私はめちゃくちゃ幸せだ)が、またこの写真に対してめちゃくちゃなことを言っている人がいるというのを耳にした。「またか〜〜〜〜」と思いつつ、恒例行事になりつつあり凹むのも疲れた。というか、このような話題に触れると普通に落ち込むため、最近はあまり話題にはしなかったがツッコミどころ満載で、もはや笑えるので久々に話題にする。

 

 

ジェーニャは半年前拠点をロシアからカナダへ移し新しくブライアン・オーサー氏に師事する事が発表され、大きな話題になった。温かい声が多く上がる一方で、少なからずそれをよく思わない人がいた。その人たちの言いたいことを私なりに要約すると「羽生くんと同門になる事が気にくわない」だ。いろいろ建前を並べたりしているが、「本音が滲み出てますよ」と教えて差し上げたい。アイドルではあるまいし、恋愛どうこうだの変な憶測で暴走するのも大概にしてほしい。

母国を離れ、違う言語を話す人々が暮らす見知らぬ土地を拠点にすることの大変さは一般人の私たちには計り知れないものだろう。オリンピック銀メダリスト、世界選手権2連覇、2016-2017シーズン負けなしの女王で肩書きは立派なものばかりだが忘れてはいけない、ジェーニャはまだ19歳。そんな彼女が大きな決断をした。暇な時間にTwitterで大人が呟く嫌味や妬みがどれだけふざけたものかなんて明白だ。

 

叩いているのは大半が同じ(とも言いたくないが)羽生くんを応援している人々だ。彼女だって昔の羽生くんと同じ「オリンピックを目指すため進化を求めるアスリート」だ。ひたむきに努力する彼女を羽生くんを応援している延長線上で叩いていることに対して何も思わないのだろうか。

「Continues with Wingsって知ってる?」

「羽生くんがなんて言ってたか覚えてる?」

問いただしたくてしょうがない。私はアホほど泣きましたけど。やっていることは推しを傷つけてきたアンチと同じだ。第一、同じ写真に映っていたからってなんなんだ。「いつもよりオーラがない、表情が〜…」とか羽生くんそこまでチェックされなきゃダメ?少しぐらい気を抜いた表情でもさせてやれよ、と思う。写真一枚で「彼はこう思ってるはずだ!」と勝手に決めつけるのは推しの負担になることに早く気づいてクレメンス。羽生くんは素敵な人で進んで言いたくはないだろう誹謗中傷された時の痛みを我々に伝えてくれたのに全然心に響いてないんだなと悲しくもなる。

 

 

好きになれとは言わない。だが、嫌いだからと言ってなんでも言っていいという免罪符にはならない。こんな単純な事が何故わからないのか不思議でしょうがない。我慢できないのであれば鍵垢で身内だけでやってくれ。アイコンもbioも推しが誰だかわからないようにしてほしい。話している人がどうであれアイコンやbioから推しがわかれば「○○のファンは他選手を誹謗中傷している」と思われても仕方ない。(あれデジャヴ…?)本当にいい迷惑だ。

 

私は羽生くんとジェーニャの並んだ写真がまた見たい。また思う存分金テープでじゃれ合っててもいいんですよ。また2人揃って月に代わってお仕置きしてもいいんですよ。周りの雑音なんて聞こえて欲しくない。

そして、仮にも嫌っているはずの人の情報をチェックし、中傷を繰り返す彼女たち自身がアンチ予備軍である事を気づく日が早く来るように祈るばかりだ。